自動化の仕組みにAIを組み込むとき、最初に迷うのが「どのAIのAPIを使うか」です。この記事では、非エンジニアの自動化でよく使われるGeminiとChatGPT(OpenAI)のAPIを、「自動化に組み込む」観点で比較します。
API の料金・モデル名・無料枠は頻繁に改定されます。この記事の比較軸は変わりませんが、具体的な金額は必ず各公式サイトの料金ページで最新を確認してください。本文中の検証結果は筆者が実際に試した時点のものです。
比較の前提:「自動化に組み込む」なら何が大事か
チャットで使う場合と違い、自動化では次の4点が重要になります。
- 無料枠・料金:毎日自動で動くので、積み上がるコストが効く
- GASとの相性:非エンジニアの主戦場はGAS。呼び出しやすさが大事
- 出力の安定性:「指定した形式で返ってくるか」。自動処理では形式崩れが事故になる
- 制限(レート制限):短時間に何回呼べるか
結論:迷ったらGeminiから始めるのがおすすめ
理由は3つです。
- 無料枠があり、クレジットカード登録なしで試せる(個人の小規模な自動化なら無料枠内で収まることが多い)
- GoogleのサービスなのでGAS・スプレッドシートとの組み合わせ事例が豊富
- 失敗しても金銭的ダメージがない=初心者の練習に最適
一方、ChatGPT(OpenAI API)は事前チャージ式で課金管理がしやすく、情報量(解説記事・サンプルコード)の多さは依然として魅力です。「練習はGemini、本格運用で比較検討」が現実的な進め方です。
実測比較:同じ依頼を両方に投げてみた
筆者のブログ自動化で実際に使っている「記事の見出し構成を生成する」タスクを、同じプロンプトで両APIに投げて比較しました。
Geminiの回答

ChatGPTの回答

Geminiは自動で内容まで考えてくれましたが、ChatGPTはそのまま返答してきただけですね。
用途別の選び方早見表
- 初めてのAPI・練習用 → Gemini(無料枠で十分)
- GAS×スプレッドシートの定番自動化 → Gemini(相性と事例の多さ)
- 使い込んだChatGPTのプロンプト資産がある → OpenAI API
- 会社で使う・課金を厳密に管理したい → どちらでも可。上限設定のしやすさで選ぶ
切り替えは簡単、だから悩みすぎない
実は、APIの呼び出し部分はコードのごく一部です。あとから「やっぱり別のAIにしたい」となっても、AIに「この部分を◯◯のAPIに書き換えて」と頼めば数分で移行できます。
最初の選択で人生は決まりません。無料で試せる方から始めて、不満が出たら乗り換える。自動化のAI選びはそれくらい気軽でいいのです。
まとめ
練習はGemini、こだわりが出てきたら比較検討。どちらを選んでも、必ず利用上限の設定(やってはいけない5つ)だけは先に済ませてください。実際にAPIを使う最初のレシピとしては、フォーム回答の自動要約がおすすめです。


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