「ブログを書きたいけど時間がない」を突き詰めた結果、記事の生成からWordPressへの投稿までを自動化する仕組みを自分で作りました。この記事はその実録です。
筆者は非エンジニア寄りの大学生で、コードはAIに書いてもらいながら構築しました。同じものを作りたい人向けに、全体像・手順・つまずいた箇所・そして「自動化してわかった限界」まで正直に書きます。

(↑こちらは参考画像)
作った仕組みの全体像
構成はシンプルで、登場人物は3つだけです。
- Python:全体の進行役。スケジュールに沿って動く
- AIのAPI:記事の本文を生成する(筆者はGemini APIを使用)
- WordPress REST API:生成した記事をブログに下書き投稿する
流れは「Pythonが起動 → AIに記事を書かせる → WordPressに送る」。これだけです。「REST API」と聞くと難しそうですが、要はWordPressに外から記事を送り込むための窓口で、設定はプラグインなしでもできます。
構築手順(大枠)
- WordPress側で「アプリケーションパスワード」を発行する(ユーザー → プロフィール画面の下部にあります)
- PythonからWordPressに「テスト投稿」を送るコードをAIに書いてもらう
- テスト投稿が下書きに入ることを確認する(ここが最初のゴール)
- AIのAPIキーを取得し、記事本文を生成する処理を追加する
- 「ペルソナ(想定読者)」をプロンプトに組み込み、記事の方向性を安定させる
- 最後にスケジュール実行を設定して完成
いきなり全部を作ろうとすると必ず挫折します。筆者も最初は欲張って失敗しました。「テスト投稿が下書きに入る」だけをまず達成してください。そこから先は積み木です。
つまずいたポイント(実体験)
- 認証エラー(401):アプリケーションパスワードのスペースの扱いミス。コピペ時にスペースを除去せずそのまま使うのが正解だった
- 記事がHTMLとして崩れる:AIがMarkdownで返してくるのをそのまま投稿していた。「WordPress用のHTMLで出力して」と指定して解決
- 同じような記事ばかり生成される:ペルソナと記事タイプをプロンプトで明示的に切り替える仕組みを入れて改善
自動化してわかった、正直な限界
ここが一番伝えたい部分です。全自動で公開まで任せると、ブログの品質は確実に下がります。
- AIだけの記事は「どこかで読んだ内容」になりがちで、検索エンジンにも読者にも刺さらない
- 事実関係の誤り(古い情報・存在しない機能)が混ざることがある
- だからこそ筆者は「自動投稿は下書きまで。公開前に自分の体験と検証を足す」運用に落ち着いた
自動化の価値は「人間をゼロにすること」ではなく、「人間が一番価値を出せる作業(体験・検証・推敲)に時間を集中させること」にあります。
これから作る人へのアドバイス
- コードは全部AIに書かせてOK。エラーもAIに貼れば直る(エラーの直し方の記事参照)
- APIには従量課金のものがある。先に料金と安全設定の記事を読んでから始めると安心
- 最初の1記事が下書きに入った瞬間は、ちょっと感動します。そこまで頑張ってください


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